はなび
花より男子の二次小説です
Coincidence 9
やばっ!!
ドキドキドキ。。


出社後、エレベーターホールへ向かおうとしたら
いつものざわめきが聞こえ出した。


前を見ると、支社長も正面玄関から
西田秘書と一緒に、エレベーターホールに向かって歩いてる。


ヤバい。
昨日、会ったばかりだもん。
さすがに、私の事覚えてるよね・・・?
私、道明寺ホールディングスの社員って言わなかったからな。


逃げよう。
エレベーターホールに向かおうとしてた足を
右45度、方向転換して私はトイレに駆け込んだ。


思わず、洗面台に手を付き
「ハー、ハー、ハー。」
と息をつく。


ドキドキドキドキ。
えっ?なに?
異常にドキドキしてる。
昨夜、支社長が笑った顔が脳裏に浮かぶ。
ドキドキドキドキドキドキ・・・・・。


久しぶりに走ったから、まさかの運動不足?
大学出てから、まともに運動してないもんね。
進とマラソンでもしようかな~。
ジムなんてとてもじゃないけど手が出ないし。


しばらくして、エレベーターホールに行くと
支社長はもういらっしゃらなかった。
ホッと安心しつつ、
少し残念に思ったりしながら(なんで残念に思ったんだろ?)
私も、自分の部署へ向かった。


それにしても
今まで会ったことすら無かったのに
やっぱり同じ会社だと、どうしても会うのかな~。
こんな風に会うってわかってたら、最初にうちの社員ですって伝えたほうが良かったかな。


でも、支社長はお忙しいもんね。
私も、仕事で支社長の執務室のフロアに行ったことあるけど
会ったことも見かけたことすらないもん。


次、偶然会ったらどうしようかな。
その時は、きちんと
「ここの社員の牧野です。」って挨拶しようかな。
いや、支社長はたくさんの方と会うから
私の事なんて、覚えてるかどうかすらわからないしなぁ。
突然、そんな挨拶したらビックリされるかな・・・。
どうしたらいいんだろ??







******************************






アイツ、明らかに俺の事避けてたな。
なんでだ?
今までの香水臭い、化粧の濃い女なら
『昨夜は、ごちそうさまでした。』
だとか
『ご一緒させていただき、とても幸せでした。』
周りが聞いたら変に受け取る様な言い方しながら、
体をアホのようにクネクネしてすり寄って来てたぞ。


それなのに、どーしてアイツは俺を避けた?
あの感じじゃエレベーターホールに向かってたはずだ。
それなのに、無理矢理方向転換しトイレに行ったはずだ!
なんで俺よりトイレなんだ?
普通だった俺だろっ!!


俺は、また会いてぇって思ってんし
飯、食いに行きてぇって思ってんだぞ。



どーする、俺?
牧野と次に会うにはどーしたらいいんだ?
社員と気付いてない振りをすんのか??


俺、今までに女なんて追いかけたことねーからわかんねぇぞ。
あいつらに、相談すっか?
でも、人妻専門家や一期一会を大切にってどんな理由だって思う二人に・・・。
三年寝太郎だかんな。
あの三人に相談は止めておいたほーがいいな。
相談どころか笑い話扱いの方が濃厚だな。


目の前にいる西田を見る・・・。
ダメだ。こいつも論外だ。
姉ちゃんか?
いや、ダメだ。
俺の相談どころでなく興奮して蹴り飛ばされそうだな。






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